iPadでRAW現像ができる！おすすめ無料・有料アプリをご紹介！

一眼レフ持って写真撮影しているほとんどの方はRAW現像をしているかと思います。

ただ、旅行中など、その場でRAW現像したいけど、重いパソコンを持ち歩きたくないという方はも多いのではないでしょうか？

今回はそんな方にiPadでRAW現像する方法、とおすすめのアプリについて紹介していきます！

1 そもそもRAW現像って何？メリットを解説
2 iPadでRAW現像ができるおすすめ無料・有料ソフト
3 【まとめ】iPadでRAW現像ができる！おすすめ無料・有料アプリを紹介！

そもそもRAW現像って何？メリットを解説

ほとんどのフォトグラファーは写真を撮影するさいRAWで撮影しているかと思います。しかし、このRAWについて、意外と何か知らないまま「なんとなく画質が良さそう。」「プロがみんなRAWで撮影しているから」という理由でなんとなくRAW撮影していませんか？私もその一人でした、なので少しRAWについてお話したいと思います。

一般的に写真撮影の方法は

JPEGとRAW

の2つに分けられます。

JPEG撮影では、カメラのレンズから取り込まれた光の情報が、内部のセンサーでキャッチされます。そして、カメラ内部のコンピュータによって、光の三原色であるRGB（Red,Gree,Blue）データに変換されます。このRGBデータに変換された写真がJPEG画像となります。

一方で、RAWとはRGBデータに変換圧縮される前のデータをそのまま保存している生（RAW）のデータです。

RAWデータは変換圧縮前の生データのため、データ量が多く色味や明るさを編集しても画質が落ちづらいというメリットがあります。

しかし、もちろん、RAW撮影にもデメリットがあります。それは、RAWデータはそのままでは画像として使えない。という点です。ゆえにRAW撮影、RAWデータと呼ぶことはあっても、RAW画像とは言いません。RAWデータはただの光の情報であり画像ではないからです。

RAWデータは編集した後にJPEGやPNGに変換しないといけません。この作業のことをRAW現像と呼びます。

RAWとJPEG撮影の違いについてはこちらで詳しく解説しています。もし気になった方がいましたら合わせてご覧ください。

RAWとJPEGの違いは？メリット・デメリットを徹底比較！

iPadでRAW現像ができるおすすめ無料・有料ソフト

これまでRAW現像といえばパソコンで行うのが主流でした。しかしSNSの発達やタブレットの登場によって今ではiPadでもRAW現像ができるアプリが登場しています。

Adobe Photoshop Lightroom for iPad

価格：550円〜
特徴
- RAW現像だけでなくiPadでRAW撮影もできる。
- 一眼で撮った写真をクラウドで同期可能
- PC版のプリセットと同期可能

プロのフォトグラファーの多くが愛用しているLightroomからiPad用のRAW現像ソフトが提供されています。クラウドで同期されているため、一度パソコンからクラウドにアップロードしておけば、どこからでもRAW現像できます。

また、LightroomアプリではRAW現像だけでなく、iPadでのRAW撮影可能です。撮影から現像までiPadだけで完結することも可能です！
また、普段からLightroomを使ってる人はプリセットを同期できるのも魅力です。

LightroomアプリでRAW現像するには月額550円がかかってしまうのがネックです。ただ、Adobeのフォトプランに契約していると、月額980円でPC版のLightroom、Photoshopに加えて、iPad版のLightroomアプリも追加料金なしで利用することができます。もし、PCで本格的なRAW現像をする予定があるのなら、初めからフォトプランに加入することをおすすめします。

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VSCO

価格：無料
特徴
- 無料のプリセットが豊富
- 有料プリセットプロのような編集も可能

VSCOはiPhoneでの編集アプリとして有名ですが、iPadでも使えます。もちろんRAW現像に対応しています！
基本的なマニュアル編集は可能ですが、細かく自分のスタイルにRAW現像するというよりは用意されたプリセットを使って簡単にRAW現像したい人におすすめのアプリです。
書き出し時に若干画質が落ちるのが難点ですが、スマホやiPadだとわからないレベルなのであまり問題はないかと思います。